カテゴリー別アーカイブ: 昆布の栄養

2013.02.25

昆布で若々しく昆布の栄養

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甲状腺ホルモンは体内のタンパク質合成やエネルギーの代謝、酸素消費などの能力を高める作用があります。
甲状腺ホルモンが不足すると、肌がカサカサしやすくなります。
 
昆布には甲状腺ホルモンの原料となるヨウ素(ヨード)がたっぷりと含まれており、
適度な摂取は肌の新陳代謝を活発にします。
ただし、過剰なヨードは逆に甲状腺ホルモンを抑える働きがありますので、
あくまでも適度な摂取をこころがけると良いでしょう。
 
また、昆布にはビタミンB2も含まれます。
ビタミンB2は皮膚や各器官の粘膜を正常に保ってくれます。
 
ヨウ素とビタミンB2を適度に摂ることで、年齢よりも若く見えるようになるかもしれません。

2012.08.13

本物の味に感動、出汁に迫る昆布の栄養

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朝日新聞で「本物の味に感動、出汁に迫る」京大・伏木教授が講演との記事を見つけました。
 
洋食やラーメンの出汁は「足していくおいしさ」、和食の出汁は「削っていくおいしさ」、
低カロリーで低脂肪の「健康食」として知られる和食の秘密はそこにあり、その和食を
支えるのが、昆布を始めとする出汁にあることがよくわかる記事です。
 
直火がま

2012.07.31

昆布のうま味の秘密昆布の栄養

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昆布のうま味の秘密 親子で調査(読売新聞)」
 
食育推進プロジェクトの一環として行われている「親子昆布たんけん隊」という行事で、
昆布のうま味を体験するイベントが行われたそうです。。
うま味を足せば塩分を減らすことができる、そういったことを実際に見て味わって
体験できる場はとても貴重です。
次の子供たちの世代へ、日本伝統の昆布の歴史を受け継いでいきたいものです。

2012.07.09

昆布とわかめの違い昆布の栄養

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昆布とわかめは同じ海藻の仲間です。
一見よく似ているように見えますが、「昆布だし」とはよく耳にしますが、「ワカメだし」は耳にしません。
これは何故でしょうか。
 
昆布の旨味成分としてはグルタミン酸が多く含まれています。
ワカメにはこのうま味成分が含まれていないため、だしに向いていないといわれます。
ワカメ以外の海藻についても、昆布のように豊富にうま味成分を含むものはほとんどないらしく、
昆布が美味しいだしをとるのに適していることがよくわかります。
 
だし昆布 波の広葉

2012.02.10

昆布についている白い粉について昆布の栄養

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乾燥した昆布の表面には白い粉が付いています。
この白い粉はカビや汚れなどと勘違いされやすいのですが、実は「マンニット(マンニトール)」という炭水化物の一種で、元々は昆布の中に存在している栄養分なのです。
 
ではなぜマンニットが昆布の表面に出てくるのでしょうか。
 
昆布を長期間保存している間に、乾燥状態の昆布が空気中の湿気を吸い取り昆布の中に水分を含みはじめます。
その水分が今度は昆布から出て行くときに水分と一緒に昆布の栄養分も一緒に外に出ようとします。
そうして表面にマンニットが溜まっていくのです。
 
このように、白い粉がついた昆布も品質に影響なく安心してお召し上がりいただけます。
マンニットは甘味成分やうまみ成分、更に栄養分をたっぷり含んでおります。
ですのでご使用の際は、固く絞った濡れ布巾で表面をふく程度にすることをお勧めいたします。

2012.01.30

昆布の栄養、フコイダンについて昆布の栄養

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フコイダンは昆布やワカメなど、海藻類独特の「ぬめり」に含まれている成分です。
この「ぬめり」は、海藻の表面が傷ついた際に傷口から細菌等が進入しないようにするバリアの役割や、
潮が引いた際に空気中に露出した海藻が乾燥しないように保護する役割があると考えられています。
 
そしてこのフコイダンは、現在の医療現場で注目を集めている物質なのです。
胃潰瘍などの原因となるピロリ菌の定着阻害作用、機能性胃腸症の改善作用、抗ガン作用、
コレステロール低下作用、抗炎症作用、抗アレルギー作用などの生理作用が期待される物質として
研究が進んでいます。
昆布を食べるだけで体の免疫力がアップして健康になれるのは嬉しいことです。
 
最近抵抗力が落ちてきたなとお感じの方は、昆布を使った健康料理を
試してみてはいかがでしょうか。