2014.07.15

冷夏でも油断禁物!熱中症対策に昆布でミネラル補給を昆布の栄養

もうまもなく本格的な夏がやってきます。
ニュースなどでは、今年は北日本を中心に冷夏になると予想されています。

しかし、冷夏の時こそ、「熱中症対策」が必要なのだそうです。

熱中症とは、室内・室外問わず高温の環境下で、体内のミネラルや水分のバランスが崩れたり、
体内の調整機能に異常を来すなどして起こる障害の総称のこと。

冷夏時は暑さに慣れる機会が少ないため、急に気温が上がったりすると
体がその変化に対応できず、熱中症になる危険性が高いのです。
最近では日中だけでなく、睡眠中も熱中症になるという事例が数多く報告されています。

東京都福祉保健局によると、昨年の7月、8月の熱中症による死亡者のうち、なんと約9割が室内で発症。
そのうちの3割が午後5時~午前5時の夜間に亡くなっています。
原因は、夜になっても室内の温度と湿度が下がらず、汗をかいて体内の水分とミネラルが大量に失われたことが
睡眠中の熱中症につながったと考えられています。

熱中症の対策としては、ミネラルと水分をこまめに摂取すること。
特にミネラルは体内で作ることができないため、飲み物や食べ物で補うのがオススメです。
昆布はミネラルを豊富に含む食品としても有名です。

食欲のなくなる季節、そうめんや冷や麦ばかりといった偏った食事になりがちですが、
たとえば麺つゆに昆布でとった出汁を使う、とろろ昆布をかけて食べるなど
昆布を上手に使ってぜひ熱中症対策に役立てましょう。